About ABBY®

ABBY®とは

「ABBY®(アビー)」とは、人生のかけがえのない瞬間や大切な人との絆を形にして残すために誕生したメモリアル商品の総称です。

思い出の品や赤ちゃんの髪の毛、或いはご遺骨などに含まれる炭素を原料とし、サファイアなどの宝石に小さなダイヤモンドの結晶を積み重ね、薄い膜状のダイヤモンド(ダイヤモンドベール®)を織りなしていきます。

「誠実で一途な愛」の意味を持つサファイアを、「永遠の絆」の意味を持つダイヤモンドで優しく包んでいます。

あなたの大切な思い出にそっと寄り添い、いつもそばで見守り続けてくれる


『Always Be By Your side』


「いつもあなたのそばにいるよ」という思いを込めて名付けました。


ABBY®は、ペットの遺骨から炭素を抽出し、神秘的なダイヤモンドベール®を制作する技術からスタートしましたが、今ではその範囲を広げ、人間のご遺骨や特別な思い出の品々を用いた、より多様な供養の形や記念の形をお贈りしています。

あなたの人生の大切な瞬間を永遠に残す「かたち」。その光は、これから先もずっと、大切な思い出を照らし続けることでしょう。

「ダイヤモンドベール」
炭素から作るダイヤモンドとは?

炭素から作るダイヤモンドとは? 炭素から作るダイヤモンドとは?
サファイアにダイヤモンドベールを施したABBY®

「永遠の愛」の証とされるダイヤモンド。ダイヤモンドは炭素からできています。炭素原子(1ミリの10,000,000の1の大きさ)が3次元状に積み重なってできています。


人類は昔から、人工的にダイヤモンドを創ろうと苦労してきました。そして1955年、米国で高温高圧下でダイヤモンドを作ることに成功しました。また、炭素を含んだメタン(CH4)のような気体からもダイヤモンドを作ることにも米国や日本で成功しています(1980年頃)。現在は高圧ダイヤも、気体から作製したダイヤも、刃物の先に付けて産業的にも使われています。


このように炭素を基として人工的に造られたダイヤモンドは「本物のダイヤモンド」です。宝石店などで売っている天然ダイヤモンドは、元は南アフリカ等の国から運んできたダイヤモンドで、地下深くに眠っていたものです。それにブリリアントなどのカットを施し輝きを引き出しています。なお、俗にいう「模造ダイヤ(偽物ダイヤ)」は元素自体が炭素ではなくジルコニウム(Zr)からできており、キュービックジルコニアと呼ばれているものです。


オールテック社は、前述の「気体からダイヤモンドを作る先端的な技術」を有しており、また、動物の骨からダイヤモンドを作る国際特許も有しています。骨は、一般的にリン酸カルシウムとタンパク質からなり、元素的には、カルシウム、リン、炭素や酸素から構成されています。この炭素成分だけを独自の技術で抽出し、プラズマ中で分解、炭素原子をサファイアなどの基材に薄い膜状(1ミリの100-1000分の1)に、ダイヤモンドの結晶として1つ1つ積み重ねていきます(ダイヤモンドベール加工)。


したがって、オールテック社で扱うダイヤモンドは、キラキラと輝かせるために高いコストをかけて宝石にカットを施すものではないため、それ自体が輝くことはありません(写真)。

*輝いて見えるのは基材のサファイアです。


本来の本質的な思い出の輝きをいつも身近に感じて頂ければという思いから、見た目の輝きを得るために掛かるコストを大幅に抑え、より多くの皆様のお手元にお届けしやすい形を実現しました。

ダイヤモンドベール加工に必要な素材の量

ご遺骨の場合:100g以上

※保存状態や火葬の程度により炭素量が規定に満たない場合もあるため、可能な場合は150g以上をお納めいただきます。規定量より少ない場合は事前にご相談ください。

髪の毛の場合:0.5g以上

※個人差により炭素量が規定に満たない場合もあるため、可能な場合は1g以上お願いいたします。

衣類の場合:5g以上

木材の場合:割りばし1本程度以上

製作期間・製作場所

素材を受領後、炭素抽出・精製、ダイヤモンドベール加工(プラズマ気相合成法)、製品への組付けと包装を行います。
素材受領時より完成品の発送まで、装飾品への加工内容により3週間~2ヶ月程度を目安としています。

ダイヤモンドベール成膜の研究開発・製造は、川崎市内の製作所にて行っております。

研究開発室
〒212-0032 神奈川県川崎市幸区新川崎7‐7 KBIC 118

製造所
〒213-0006 神奈川県川崎市高津区下野毛1-6-40

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